合気道倫理憲章
Aikido Rinri Kensho
1.合気道はお互いに切磋琢磨し合って稽古を積み重ね、心身の錬成を図る
1. Aikido wa otagai ni sessa takuma shiatte keiko wo tsumikasane、shinshin no rensei wo hakaru
ことを目的とする。
koto wo mokuteki to suru.
2.日々の稽古を通じて相手を理解し、尊重する心を養う。以って至誠の人、
2. Hibi no keiko wo tsujite aite wo rikai shi, soncho suru kokoro wo yashinau. Motte shisei no hito,
調和の取れた真心の人となる。
chowa no toreta magokoro no hito to naru.
3.合気道の精神: “合気とは「愛」であり、あらゆるものを愛護することを自己の
3. Aikido no seishin : “Aikido toha 「ai」 de ari、 arayuru mono wo aigo surukoto wo jiko no
使命として完遂するのが真の武の道である。合気とは自己に打克ち、敵の戦う
shimei to shite kansui surunoga shin no bu no michi de aru. Aikido toha jiko ni uchikachi, teki no tatakau
心をなくす、いや、敵そのものをなくしてしまう絶対的な自己完成への道なので
kokoro wo nakuru、iya、teki sonomono wo nakushite shimau zettaiteki na jikokansei he no michi nanode
ある。” (植芝盛平翁「合気道」より抜粋)
aru.” (Ueshiba Morihei oh 「Aikido」 yori bassui (Excerption))
引用:合気会ホームページより
http://www.aikikai.or.jp/pdf/rinri.pdf
道場心得
1、稽古に際しては指導者の指導に従い、いたずらに力を競わないようにしましょう。
2、相手を敬い、誰とでも分け隔てなく楽しく稽古しましょう。
3、ふざけて他人に怪我をさせたり、心ない言葉で人の心を傷づけることがないよう気をつけましょう。
4、相手に技を教えることは控え、稽古に集中しましょう。
5、道場の整理整頓、掃除は、皆で協力しましょう。
作法について
1、お互いに元気よくあいさつしましょう。
2、道場への出入り時は、一礼をしましょう。
3、相手が座っているときには、座ってあいさつしましょう。
4、人前を横切らないようにしましょう。
5、道具は大切に扱いましょう。
合気道穂高道場 ガバナンスコード
(穂高合気道スポーツ少年団)
合気道穂高道場は、公益財団法人合気会の合気道倫理憲章に基づき、健全かつ公正な道場運営に努めることを宣言します。私たちは、合気道を通じて人格形成と社会貢献を目指します。
1. 倫理的運営とハラスメント防止
暴力・ハラスメントの根絶: いかなる理由であっても、指導者、道場生、関係者への暴力、暴言、パワーハラスメント、セクシャルハラスメント、その他の不適切な行為を一切許容しません。安心して稽古に専念できる環境を維持します。
公平な指導: 年齢、性別、国籍、身体能力に関わらず、すべての道場生に公平な指導を行います。
相談窓口の設置: ハラスメントやトラブルに関する相談窓口を設け、プライバシーに配慮した上で迅速かつ適切に対応します。
2. 組織運営の透明化と説明責任
情報公開: 道場の活動内容、稽古スケジュールなどを明確にし、道場生や保護者に定期的に情報提供します。
意見聴取: 道場生や保護者からの意見を真摯に受け止め、道場運営の改善に活かします。
3. 公正かつ安全な稽古環境の整備
安全管理: 稽古中のケガや事故防止を最優先とし、安全な稽古環境を確保します。
資格・知識の向上: 指導者はスポーツ少年団の指導者資格を維持し、常に指導技術と倫理観の向上に努めます。また、合気会および長野県合気道連盟の指導方法を取り入れ、道場生の心身の健全な成長を支援します。
徒に競わない稽古: 合気会の方針に則り、互いを尊重し、技を磨き合う「和合」の精神を大切にします。
4. 地域の規範と調和
地域社会との連携: スポーツ少年団の活動や交流に積極的に参加し、合気道を通じて地域社会の発展に貢献します。
道場外での行動: 道場生は、道場外においても合気道家としての自覚を持ち、社会の規範を遵守します。誹謗中傷や迷惑行為は行いません。
私たちは、このガバナンスコードを道場運営の根幹とし、合気道を通じて心身を練成し、より良い社会の実現に貢献してまいります。